ニュースと関心事項完全無効化

たまたまWindows 10のタスクマネージャを見ていた時にニュースと関心事項でメモリが200MB以上利用されていたため、特に利用しない機能にメモリを利用されるのも癪だなと思い、完全無効化したので対応内容を記載します。

ニュースと関心事項とはタスクバーからホバーされて表示される下記画像の機能のこと。

ニュースと関心事項を完全無効化することでWindows 10の動作が以下の様に変化します。

• タスクバーにニュースと関心事項が表示されなくなる。
• タスクバーの右クリックメニューからニュースと関心事項の設定項目が表示されなくなる。

PowerShell設定変更手順

キーボードの[ Windows ] + [ X ]でシステムメニューを開き、[ A ]を押下し、PowerShellを管理者として起動します。
その後、以下のコマンド実行にてニュースと関心事項を無効化します。

1. ニュースと関心事項のレジストリキー作成

   作成されると作成したキーが表示されます。

   New-Item 'HKLM:SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Feeds' -force
   

       Hive: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows
   
   Name                           Property
   ----                           --------
   Windows Feeds
   

    

2. ニュースと関心事項完全無効化

   コマンド実行後、エラーメッセージが表示されなければ正常にコマンド実行されています。

   Set-ItemProperty -Path 'HKLM:SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Feeds' -Name EnableFeeds -Type DWord -Value 0
   

    

3. 設定変更後の設定値の確認

   コマンド実行結果が修正時に指定した設定値となっていることを確認します。

   Get-ItemPropertyValue -Path 'HKLM:SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Feeds' -Name EnableFeeds
   

   0
   

    

4. OS再起動

   レジストリ設定反映のためにOS再起動を実施します。

    

レジストリ設定情報

PC環境

• Windows 10 21H2 (19044.2251)
• PowerShell 5.1.19041.1682